遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生リニューアル
若いもんが、しょうもない事で悩んだりケンカしたり、しょんべんくさい恋愛で右往左往してるのんを見るのは、まあええもんや。とにかく若いもんが元気やったら、おくにはなんとかなるさかいな。とはゆうもんの、若いもんが東京でしか元気になれんとしたら、やっぱりこのおくにはあかんやろね。地方都市の若もんが元気やなかったら、にほんの将来はおまへんわ。ただ、元気ゆうても地方の若もんの元気は、東京の若もんの元気とはそもそもタチが違う。そこらへんをうまいこと描けたら、テレビドラマもてすたもんやないけどね。
このドラマは高知けんの四万十川が舞台なんやけど、そうゆう視点からみたら、やっぱりまだむつかしいとこやね。脚本はがんばってはるし、四万十川のけしきもよろしいんやけど、地方都市の若もんの世界が、もひとつちゃんと描けてへん。それは制作者が地方の元気と東京の元気とをちゃんと区別してはらへんからやないやろか。主人公の生田斗真は、派遣で働いてた会社をクビになり恋人にも捨てられて、たまたま見つけた四万十市の町おこしの仕事で赴任しゃはる。おんなじ頃に真木よう子は、勤めてはった都会の病院からとつぜん四万十市の市民病院に転勤させられる。そこで地方都市のかかえるいろんな問題に直面するんやけど、なんちゅうか、その問題ちゅうのんも、もひとつありきたりで、地方都市がかかえてるほんまの困難に迫ってるゆう感じはせえへん。ようするに、都会の元気のええ若もんの世界を、ただ四万十にうつしただけ、ゆう感じがします。
このドラマで唯一異彩を放ってええ味だしてはるのんは柄本佑や。このひとの寡黙さと気持ち悪さのなかに、地方の若もんが元気ゆうのんはどういうことか、その可能性はどこにあるのんか、ゆうことうかがわれますわ。さすが、柄本明のむすこはんやね。生田斗真はさいしゅうかいで、その町に住み続けることを決意しはるし、反面真木よう子はやっぱり地元の病院は出て癌の研究医になることを決意しはるんやけど、そんなんはどうでもよろし。このドラマのほんまの主人公は柄本佑で、ほんまのテーマは、地方の元気はいつまでも都会の元気をモデルにしてたらあかん、ゆうことやとうちは思いました。
若いもんが、しょうもない事で悩んだりケンカしたり、しょんべんくさい恋愛で右往左往してるのんを見るのは、まあええもんや。とにかく若いもんが元気やったら、おくにはなんとかなるさかいな。とはゆうもんの、若いもんが東京でしか元気になれんとしたら、やっぱりこのおくにはあかんやろね。地方都市の若もんが元気やなかったら、にほんの将来はおまへんわ。ただ、元気ゆうても地方の若もんの元気は、東京の若もんの元気とはそもそもタチが違う。そこらへんをうまいこと描けたら、テレビドラマもてすたもんやないけどね。
このドラマは高知けんの四万十川が舞台なんやけど、そうゆう視点からみたら、やっぱりまだむつかしいとこやね。脚本はがんばってはるし、四万十川のけしきもよろしいんやけど、地方都市の若もんの世界が、もひとつちゃんと描けてへん。それは制作者が地方の元気と東京の元気とをちゃんと区別してはらへんからやないやろか。主人公の生田斗真は、派遣で働いてた会社をクビになり恋人にも捨てられて、たまたま見つけた四万十市の町おこしの仕事で赴任しゃはる。おんなじ頃に真木よう子は、勤めてはった都会の病院からとつぜん四万十市の市民病院に転勤させられる。そこで地方都市のかかえるいろんな問題に直面するんやけど、なんちゅうか、その問題ちゅうのんも、もひとつありきたりで、地方都市がかかえてるほんまの困難に迫ってるゆう感じはせえへん。ようするに、都会の元気のええ若もんの世界を、ただ四万十にうつしただけ、ゆう感じがします。
このドラマで唯一異彩を放ってええ味だしてはるのんは柄本佑や。このひとの寡黙さと気持ち悪さのなかに、地方の若もんが元気ゆうのんはどういうことか、その可能性はどこにあるのんか、ゆうことうかがわれますわ。さすが、柄本明のむすこはんやね。生田斗真はさいしゅうかいで、その町に住み続けることを決意しはるし、反面真木よう子はやっぱり地元の病院は出て癌の研究医になることを決意しはるんやけど、そんなんはどうでもよろし。このドラマのほんまの主人公は柄本佑で、ほんまのテーマは、地方の元気はいつまでも都会の元気をモデルにしてたらあかん、ゆうことやとうちは思いました。
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