よしおかせんせが、また、いあますのめーるまがじんのれんさい、たのむでて、いいにきやはりました。ほんまは、もうさむなってきたさかい、そろそろ、とうみんしよかとおもてたんやけどね。うちらぬーは、もともと、なんべいのあったかいとこからきたさかい、とうみんなんて、せえへんとおもたはるかもしれんけど、にほんのふゆは、ほんま、こたえます。とうみんにかぎりますわ。せやけど、いろいろあって、もうちょっとはおきてます。
ていうのは、よしおかせんせ、なんやおつかれのごようすやさかい「どないしゃはったんですか?」てきいたら、「いやなぁ、このところ、しゅうまつがいっつも、しゅうちゅうこうぎやら、もよおしものでのたいだんやらで、なんや、やすまれへんのや」ていわはる。
「そら、えらいごかつやくで、けっこうやおまへんか。」
「いろんなひととしゃべんのは、おもろいんやけど、あんまりやりすぎたら、もうなにしゃべってええか、わからんようになってくんのや。こんしゅうもまた、〈せんだいめでぃあてーく〉ゆうとこである、たかみねただすのてんらんかいのおーぷにんぐで、なんかいわなあかん。〈あすのためのがーでにんぐ〉ていうてーまなんやけど、〈がーでにんぐ〉て、なにしゃべったらええのか、ようわからん。」
「そうですか。あんまりおなやみになって、またようつうにでもならはったら、えらいことやさかい、うちがなんとかしたげましょ。」
そういうて、したの「ぬーあい れんさい その3」をかいたげました。ほれ、これで、ええひんとになりまっしゃろ? てゆうたら、「こんなもんが、なんのかんけいがあんねん?」ていわはる。ほんまに、にぶいひと。すかんわ。せやけどまあ、かわいそやさかい、ちょっとおしえたげます。
にんげんはなんで、〈がーでん〉つくるんか。うちらけだもんは、つくらん。けだもんは、ありのままの、しぜんかいで、ことたりてますのや。この、うちらのじょうたいを、にんげんのほうから、ひょうしょうしたもんが、たとえば〈えでん〉や。〈がーでん〉は、〈えでん〉のうつしですわ。にんげんのつくるおにわは、みんな、かじょうなもんや。しぜんだけで、じゅうぶんうつくしいのに、わざわざちいさなかこいのなかに、しぜんにはないちつじょをもった、みくろこすもすを、つくらはる。〈がーでん〉ちゅうのは、そうやって、とじたしょううちゅう、つくることによって、べつなせかいとこうしんする、そうちですわ。あるいみで、げいじゅつのげんけいといえるかもしれん。まあ、ひんとやさかい、これくらいでよろしやろ。あとは、せんせ、うそでもげいじゅつがくしゃなんやから、なんぞおもろいはなし、かんがえとくなはれ。またにちようび、ごくろうさんどすけど、せいだいおきばりやす。
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